グレーフェイズ
シロハヤブサ
英名 :Gyr Falcon
学名 :Falco rusticolus

非常にパワフルで美しい最大のハヤブサ。希少で高価であり、ブリーディングされたものは大半がアラブへ輸出されている。ストゥープはあまり得意ではなく、45度程度の角度までと言われる。扱いには熟練を要する上、暑さに弱く、あらゆる病気に対する感受性が高い。
CITES(ワシントン条約)ではT類になっているので、国際取引には厳しい制限がかかっている。現在は少数がCITESの認定を受けたブリーダーからの輸入があり、合法的に飼育することが可能である。販売(譲渡を含む)・飼育には財団法人自然環境研究センター(環境省の委託で業務が行われている)の発行する国際希少野生動植物種登録票が必要。


Falco peregrinus peregrinusの中の
スコティシュ ペルグリンと呼ばれるタイプです。
写真上:♀ 成鳥
写真下:♂ 若鳥
ハヤブサ
英名 :Peregrine Falcon
学名 :Falco peregrinus

オオタカと並ぶ2本柱ともいえる鷹狩りに最も使われる猛禽の一種。日本では使える場所こそ少なくなってきているものの容姿や性格から非常に人気が高い。上空からの急降下はダイナミックですばらしく時速300kmを超えると言われる。調教・扱いには熟練を要するが、飼育そのものはある程度の経験者なら難しくはない。
CITES(ワシントン条約)ではT類になっているので、国際取引には厳しい制限がかかっている。現在は少数がCITESの認定を受けたブリーダーからの輸入があり、合法的に飼育することが可能である。販売(譲渡を含む)・飼育には財団法人自然環境研究センター(環境省の委託で業務が行われている)の発行する国際希少野生動植物種登録票が必要。

Falco peregrinus peregrinus
西ヨーロッパに広く分布する亜種でイギリス等からブリーディングされたものが輸入される。日本の亜種に似ているが胸に茶色みを帯びる。
特にイギリスのスコットランド地方に生息し背面に強い黒味を持ったスコティシュ ペルグリンと呼ばれるタイプ(分類学上の分類ではなく、鷹匠のこだわり)が人気が高い。

Falco peregrinus pealei
カナダ等より輸入される最大亜種。人気が高いが入荷が少なく高価。名前だけ有名で、亜種間雑種が多い。
他にも多くの亜種があるがFalco peregrinus antum等は旧2カ国間渡り鳥等保護条約において輸入は出来るが譲渡・販売を禁止されているような亜種もある。


セイカーハヤブサ
英名 :Saker Falcon
学名 :Falco cherrug
非常にパワフルで大型のハヤブサ。アラブでは伝統の種であり、テールチェイスでしつこく獲物を追いまわす。ゆえに失くしやすいとのレッテルを貼られている。しかし、性格的には温和で馴れやすく、足を上手く使って掴み獲る狩りで大物を獲るので日本のフィールドに向くとの評価もある。

ラナーハヤブサ
英名 :Lanner Falcon
学名 :Falco biarmicus
中型で頭を茶色にした薄いペルグリンと言った感じで人気が高い。馴れやすく、狭い範囲を飛ぶのでイベントや初心者に向く。しかし、発信機無しで飛ばせるなどと言うことはない。もちろん、昔は発信機等ないのだが・・・ロストのリスクを最小限に抑える努力を猛禽飼育者全員が徹底しなければならない。
スペイン・イタリア周辺に生息するFalco biarmicus feldeggii は大型で美しく人気が高い。

プレーリーハヤブサ [和名 ソウゲンハヤブサ]
英名 :Prairie Falcon
学名 :Falco mexicanus
神経質で扱い辛い。能力も高く、猟欲が強いのでベテラン向き。

アプロマド ファルコン [和名 オナガハヤブサ]
英名 :Aplomado Falcon
学名 :Falco femoralis
非常に馴れやすく、扱いやすい。容姿も美しく、能力も高いので非常に人気が高い。猟欲も強いのでベテランも楽しめる。しかし、輸入量が少なく非常に高価。

チゴハヤブサ
英名 :Northern Hobby
学名 :Falco subbuteo
小型で良く馴れるペット向きの種。飛ばすには非常に熟練を要する。高速で飛び、ツバメを捉えると言われるが主に昆虫を食べていて、鳥の捕獲率は低い。

チョウゲンボウ
英名 :Common Kestrel
学名 :Falco tinnuculus
最近では、都会でも野生の個体を良く見かけるポピュラー種。小型で慣れやすく、飛行範囲が狭いので初心者向きのハヤブサと言える。ねずみを主に捉えて食べる種なので鳥の捕獲能力は高くないがスズメ等を捉えることは可能である。
ロシア産は白っぽく大型、カザフスタン産?は明るい色調で小型。中国系は色が濃く日本のものとよく似ている。

アメリカチョウゲンボウ
英名 :American Kestrel
学名 :Falco sparverius
チョウゲンボウよりもさらに小型のハヤブサの一種。小鳥の捕獲能力も高く、美しいので人気が高い。アメリカ等では専門ではまっている人も多い。

コチョウゲンボウ
英名 :Merlin
学名 :Falco columbarius
小型で神経質なので扱い辛い。能力も高く、猟欲が高いのでベテラン向き。

ニシアカアシチョウゲンボウ
英名 :Western Red-footed Falcon
学名 :Falco vespertinus
オスメスの色がまったく違う美しい種。チョウゲンボウよりもさらに小型で慣れやすくペット向き。昆虫を主に捉えて食べる種なので鳥の捕獲能力は高くない。日本で迷鳥・渡り鳥として扱われるアカアシチョウゲンボウ(ヒガシアカアシチョウゲンボウ)英名 Eastern Red-footed Falcon 学名 Falco amurensis とは別種。

写真上:ジア/ペルグリン 片塒 ♂
写真下:
各種ハイブリッドファルコン&トライブリッドファルコンetc
上記のハヤブサ科の鳥は全てがハイブリッドetc(種間交雑種)になりうる。CITEST類の種との組み合わせの場合、国際取引には厳しい制限がかかる。CITESの認定を受けたブリーダーからの輸入のみ可能であり、合法的に飼育することができる。種(亜種)の保存の観点からは保存の必要がないとの認識から、販売(譲渡を含む)・飼育には財団法人自然環境研究センター(環境省の委託で業務が行われている)の発行する国際希少野生動植物種登録票は必要としない。
ジア×ペルグリン、ジア×セイカー、ペレ×セイカー、ペレ×マーリン等が有名

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