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2009/10/26 [No.2070]
「振替/ふりかえ」
振替とは鷹匠の拳から鷹匠の拳へ渡らせる技術です。放鷹協会の鷹匠認定試験の内容にもなっています。 諏訪流では「振替/ふりかえ」と呼んでいますが、私の聞いた限りではこの言葉(呼称、技術名)も他流派にはなく「人と人との渡り」と呼んでいました。
諏訪流では・・・ 「鷹匠とは、お殿様や天皇が使う鷹を作る仕事だから、他人が扱える鷹を作らなければならない。」
だから、振替は重要であると教えられています。しかし、これがまた厄介で下手な相手と行うと逆効果・・・下手な人とやる時は1〜2回食べきりサイズのエサで短い距離に済ませるべきです。タイミングや口餌の見せ方(餌合子の扱い)で、悪癖となります。 うちでもかみさんが下手なうちは様子を見る程度にし、遠藤鷹匠が来た時等の機会にここぞとばかり行います。・・・で、最終的に誰のとこへでもなのですが・・・・ある程度訓練が進んだ鷹でも、扱いが下手だと足を出すようになったり、行かなくなったり、据えが下手だと据えられるのも嫌がります。 据前に馴れる事は良い事ですが、それだけでは困るのです。通常、鷹は据前(訓練者、飼育者)以外を嫌う傾向になるので、この訓練は行われます。また、訓練時の服装などを変えるのも必要です。
「私にだけ馴れている。」 「家族は良いのだが・・・」 「主人を見分けてる。」 「私にしか来ない。」
・・・は振替を行いましょう。
ちなみに据前に良く馴れることを良く言った言葉は・・・
「据前千人力/すえまえせんにんりき」
まぁ、以上の理由で、小雨の中・・・今日はかみさんと振替を何回か行いました。
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