かみうちの巻 1285
河童日記トップへ <前の5件 次の5件>

2009/10/26 [No.2070]

「振替/ふりかえ」
振替とは鷹匠の拳から鷹匠の拳へ渡らせる技術です。放鷹協会の鷹匠認定試験の内容にもなっています。
諏訪流では「振替/ふりかえ」と呼んでいますが、私の聞いた限りではこの言葉(呼称、技術名)も他流派にはなく「人と人との渡り」と呼んでいました。

諏訪流では・・・
「鷹匠とは、お殿様や天皇が使う鷹を作る仕事だから、他人が扱える鷹を作らなければならない。」

だから、振替は重要であると教えられています。しかし、これがまた厄介で下手な相手と行うと逆効果・・・下手な人とやる時は1〜2回食べきりサイズのエサで短い距離に済ませるべきです。タイミングや口餌の見せ方(餌合子の扱い)で、悪癖となります。
うちでもかみさんが下手なうちは様子を見る程度にし、遠藤鷹匠が来た時等の機会にここぞとばかり行います。・・・で、最終的に誰のとこへでもなのですが・・・・ある程度訓練が進んだ鷹でも、扱いが下手だと足を出すようになったり、行かなくなったり、据えが下手だと据えられるのも嫌がります。
据前に馴れる事は良い事ですが、それだけでは困るのです。通常、鷹は据前(訓練者、飼育者)以外を嫌う傾向になるので、この訓練は行われます。また、訓練時の服装などを変えるのも必要です。

「私にだけ馴れている。」
「家族は良いのだが・・・」
「主人を見分けてる。」
「私にしか来ない。」

・・・は振替を行いましょう。

ちなみに据前に良く馴れることを良く言った言葉は・・・

「据前千人力/すえまえせんにんりき」

まぁ、以上の理由で、小雨の中・・・今日はかみさんと振替を何回か行いました。


2009/10/25 [No.2069]

まぁまぁ・・・良いんじゃない!?
今日は昨日とは打って変って反応が良くなりました。
昨日一昨日と粘った甲斐がありました。
河童の敷地内の大きな木は蔦(葛とかそんなの)が巻いて、止まり辛いようであまり高い位置には行きませんが、行った先からはほぼ餌合子のみでポンポンきます。
少し、気持ちが楽に・・・・


2009/10/24 [No.2068]

どうだろう・・・
アメリカオオタカをフリーにして4日目・・・反応悪し!!
ウエイトもいろいろあって670gで7分を切っていますが、ものすごくのんびりモード!!
私が作る巣鷹はなぜかガチャにならない・・・それだけ聞くと良いような気がするが、よそよそしいとも言えるし、肉色も低めになる。
今日も10〜20mの渡りを20本程度行ったが、反応は今一つ・・・良くも悪くも・・・
まだまだ時間はかかりそうです。

朝、帰り際の福沢鷹匠補が雫を連れてやってきた。


2009/10/23 [No.2067]

競り上がり強化&飛び流し風トレーニング用ルアー
今までの競り上がり強化型のルアーのデザインでカルガモ ウイング(獲ったのがたっぷりあるので・・・)を利用しようとすると、馬鹿でかくなってしまう為、デザインを一新!?滞空時間が長くなるように設計してみました!!
とりあえず、カルガモ ウイングタイプはこんな感じです。

小鷹用にはヒヨドリ ウイング(昔、エサ用に買ったものが大量にあるため)

オオタカ&ハリスホーク用にはカルガモ ウイング

中間のバン ウイングタイプも作りましたが、バンの羽はあまりない・・・ハトの羽は代用可ですが、ハトの羽はウイングとしてとって置いていないので・・・・

ちなみに私が放鷹協会に入会した頃(1996年入会)・・・海外では「オオタカは飛ぶ鳥を獲らせるようになるとルアーへの執着度が落ちるので使えなくなる」とあまり使わないと聞いていました。
また、協会ではハトの代わりに実演でルアーを使ってはいましたが、普段はハトを使う為、反応が今一つで実際にはハトを使わざるおえないということが多々ありました。もちろん、その時代には他でルアーをオオタカに使っている所は見られませんし、いろいろ交流しましたが「使っている」とは聞いたことがありません。
当然ハリスホークでも・・・またそれこそ飛ばしている人がほとんど居ませんでしたし、それこそ「ハリスホークは飛ぶ鳥は獲れない!」との評価でしたから・・・(笑

※画像はいつもの日記より大きくしてありますので、クリックして見てみてください。
※単純に小さいタイプの方が飛びませんし、一個一個同じではないので、ここまで飛ばないかも!?・・・また、飛ばし方でも変わります。
※現在、いくつか製作していますので、近いうちに販売もいたします。「おすすめ商品」のページに載せるつもりです。


2009/10/22 [No.2066]

競り上がり強化用ルアー
諏訪流ではハトを使った「振鳩/ふりばと」を行います。しかし、そもそも諏訪流は「網掛/あがけ」を得意とした流派なので多用していた訳ではありません。あくまで「出来のよろしくない鳥」に使われてきた技術です。
以前、他流派の代表の人に聞いた話では「振鳩」はその流派には存在しないとのことでした。

※伝統的にないのか、なくなったのかは知りません。

単に、下りない鳥を下ろすのに使っているとも思われがちですが、それだけではなく競り上がりの強化には相当に使える技術です。
現在は繁殖モノ(CB=キャプティブブリード)が主流ですので、「巣鷹」(ハンドレアード個体・この場合はCBとWCを含みます)はもちろんペアレントレアードでも野外での飛行経験や獲物の捕獲経験がない個体が多いものです。
「網掛」は野外での飛行経験や獲物の捕獲経験があるため特にはこの振鳩は必要としなかった・・と聞いています。ですので、下ろす為が取りざたされているのかもしれません。
この野外での飛行経験や獲物の捕獲経験がない個体達には非常に有効な技術と思います。
しかし、いちいちハトを使っていたのでは、直ぐに腹いっぱいになるし(エサを調整しづらい)、ハト(活餌)を多く殺さねばなりません。そこで、エサの調整のしやすいルアーとなるのです。
しかし、ルアーは海外からの輸入モノが主流で軽くて、抵抗のあるものが多く、投げ上げるには適したものがありません・・・で、自分で作ることのなったのです。
あくまでヒントをくれた(ほぼ企画)のは遠藤鷹匠です。私は少しそれらしく手を加えただけです。

※画像はいつもの日記より大きくしてありますので、クリックして見てみてください。
※現在、いくつか製作していますので、近いうちに販売もいたします。「おすすめ商品」のページに載せるつもりです。


河童日記トップへ
<前の5件 次の5件>

▲Top