2023/07/15 [No.7454]
鷹匠補研修会・・・参
昨晩まで連絡がなかったので参加者なしかと思っていたんですが、2人参加と井上鷹匠がお手伝いで参加で、急遽鷹匠補研修会を行いました。 本日は放鷹術で使う道具のお話・・・・
「放鷹」(吉川弘文館からでてる本)にある道具では、現在使う道具、逆に使わない道具があります。 また、使い方と言うか、使う場面が違ったりする物もあります。 例えば、口餌は鳩の羽節であったり、小型の鳥(殺したて、捌き立て)が使われました。 ですので、実猟時などは口餌籠を使うことが多くなります。 現在では口餌として使うのは、冷凍だったり、殺した後洗ったり、冷蔵庫で保存した物だったりと、ドリップが出ることが多いこともありで、洗いやすい丸鳩入れを使うことが多い。 ・・・とか なぜ、和式の足革を使わないのか・・・とか
ただ、なぜ使われていたかとか、そもそもそういった道具があるのかとか、知っている必要があります。 その上で、あえて使う、あえて使わない・・・は伝統を繋ぐ上で、必要です。 ・・・・と言うか、伝統って先代から「そのまま」ってことはないですよね!? なにかしらの変化・・・無駄とわかったり・・や時代に合わないこと、新しい技術、考えが加わればなくなる/省く/消える・・・が、伝統を繋いで行くこと。 もちろん、過去を振り返り、立ち戻る事もある。
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