2006/02/20 [No.520]
ブチ
猟期も終わり、合間を見て道具作り・・・・とりあえず、お客さんの注文が入ったので、ブチを作る。藤蔓を加工したものだが、結構面倒な作業である。まず、なかなか良い藤蔓がない。ピンとまっすぐ伸びて、太さが適当で、さらに横筋が入ったものなんて・・・・なかなか無いのである。さらに表皮を削り落とすのだが・・・・これも手間な作業である。軽く削っていくのだが、時間がかかる。削りすぎると皮がむけすぎたり、横筋が消えてしまう。
・・・出来上がっても、ただの枝と、言われてしまうことも・・・・・「クーゥ!」
ブチはブラシ状になっている一端で嘴&爪を掃除したり、もう一端で鷹の羽をさすってたたませたり、丸上げの時に「開口/かいくち」を作ったりする。時には肉の臭いに誘われて、やってきた野犬の鼻面を引っ叩いたりしたそうな・・・「ぶちのめす」という言葉はここから来たと言われていますし、ブチで叩かれて平気な人を「不死身」と言われるとか・・・・
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