2023/08/27 [No.7499]
ルアー仕込
日本放鷹協会と言うか、諏訪流放鷹術では丸ばし仕込、振鳩、飛び流しでは鳩(生きた鳩)を使います。 ですが、実演(使わないが基本)や鳩が手に入れ難い昨今、また生き餌を使うことを出来るだけ避けたいと言うこともあるなどの諸事情からルアーを仕込むことが普通になりました。 なので、要所要所には鳩を使います(教えます)が、ルアーで代用と言うか、併用することが普通です。 アクシデント時にルアーで降ろせられれば、それにこしたことはないし・・・
通常、鳩、ルアー、呼餌(羽節など塊の餌)、餌合子の順に訴求力が落ちます。 オオタカの場合、は特に顕著にその傾向が出ます。 アクシデント時には餌合子だとなかなか降りないと言うことが起き、どうしてもルアーや鳩を使うケースがあります。 が、あくまでアクシデント時の話で、通常は餌合子や呼餌で降ろします。 ルアーや鳩をたびたび出さないと降ろせない(実猟時でも)のは調教を失敗していると言っても過言ではありません。 まぁ、そうならないように私も頑張っているつもりですが・・・・ 放鷹協会内では周知されていますし、毎回鳩を出しているようだと効率悪い。
ちなみにハリスホークだと餌合子のみでほぼほぼ降ろせるのが普通で、降りない(傾向の鳥だと)と相談が来るくらいです。
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