かみうちの巻 1217
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2009/11/14 [No.2090]

明日から猟期!
ちなみに法定用具にて行う捕獲行為を特に「狩猟」と言います。鷹狩りは法定用具ではないので「狩猟」では無く・・・禁止用具(禁止猟法)ではない「捕獲行為」。「狩猟」ではないので「狩猟」を行う場合に必用な「狩猟免許」は必要ないのです。ただし、狩猟と同様に狩猟鳥獣(保護鳥獣でないの意)、狩猟区域(保護区、休猟区、狩猟道具を指定している区域でない)、狩猟期間(狩猟期間外は保護期間の意)は守らなければなりません。

日本での鷹狩り(捕獲行為)は鉄砲等での「狩猟」と同様、11月15日から翌年の2月15日まで(各都道府県によって違いがあります)の期間に行うことが出来ます。その際には必ず県の狩猟担当部署に連絡を取り、鳥獣保護区等位置図(通称、ハンターマップ)を入手(もらえるはずです)し携行しましょう。また、狩猟鳥獣(下記に記載・法律で許されているだけで、鷹では獲れないものもあります。例えばヒグマ・ツキノワグマ等は無理!!)、法律で定められた事項を守り楽しく鷹狩りを行いましょう。

狩猟鳥獣・・・カワウ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く)、キジ、コジュケイ、バン、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、テン、イタチ(オスに限る)、チョウセンイタチ(オスに限る)、ミンク、アナグマ、アライグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ、タイワンリス、シマリス、ヌートリア、ユキウサギ、ノウサギ

※各都道府県により捕獲・期間の制限等に違いがありますので注意してください。例えば、メスキジの捕獲は多くの県で禁止されています。また、狩猟鳥獣に含まれているが捕獲圧が問題な種類もいます。例えば、ヨシガモ等は捕獲を控えましょう。1日の捕獲制限数も決まっています。皆さん事故やトラブルのないよう楽しみましょう。

狩りができる環境を大切にしましょう。
カモなどは特に居なくなるまで鷹で脅してしまえば、戻ってこなくなります。獲れもしない鷹で獲物は脅かさない(猟場を荒らさない)。先行者が居るようなところでは行わない。地元の人には挨拶する・・など楽しく、長く鷹狩りができるようにみんなで努力しましょう。
ゴミを拾うなどは当たり前だし、タバコのポイ捨ても絶対にダメ!!


2009/11/13 [No.2089]

いらいらする!!
アメリカオオタカは相変わらず敷地外では反応が非常に悪い・・・・
田んぼの真ん中で餌合子を鳴らす自分が・・・・

「あ〜あぁ、いらいらする!!」

本日は吉田氏が鷹匠補研修で来店。しかし、鳥の訓練もサボれないので、合間合間に・・・
また、ラーメンも喰いに行かないかんし・・・・あれ???
写真は「こだわり麺○房 たご」の濃厚にぼしラーメン・・・美味かった!!


2009/11/12 [No.2088]

韓国の鷹狩り
岡村鷹匠の下へ、韓国の朴さんからDVDが届いたので、こちらへも送ってもらった。しかし・・・視れない!!データ用のDVDだからかと思ったのでM氏に来てもらい変換してもらうことに・・・しかし、1枚は普通に視れる・・・M氏とK氏がいろいろやってくれてなんとか視ることができました。どうもフォルダ名がハングル文字での表記だったからとのこと・・・視れた1枚はアルファベット表記だったから・・・らしい!!
しかし、2年前に来日した時の撮影映像は・・・ない!!?


2009/11/11 [No.2087]

反応悪く・・・
アメリカオオタカは、外ではかなり反応が悪い!
機嫌が悪い状態で店に戻っても、敷地内ならポンポン来る。
少し我慢が必要です。

今日は「○屋 白神」の5周年記念特別メニューの「三段バラ」特別価格¥300は11/11(水)〜15(日)まで昼夜各20食限定・・・を頂いて来ました。要は麺、キャベツ、豚バラ肉の三段重ねの意味なんですが、混ぜそばです!!
しょうゆの角々しさが無く、良い感じの味付けでしたが、量が多すぎです。これの大盛り食べる人って・・・


2009/11/10 [No.2086]

水・・・!?
昨日の行動からアメリカオオタカはとりあえず水が嫌いではなさそう・・・と言うか認識すらしていない様子です。
私はカモをよく獲るので、鷹の水に対する行動はいろいろあるということがなんとなく解りました。

みなさんはどう考えます?

私は基本的に水に突っ込まない鳥は正常だと考えます。なぜなら、濡れればその後はいつものように飛べなくなり、四足の肉食獣に襲われやすくなります。それまでの雨や水浴びなどの生活の行動や条件で学ぶのだと思います。もちろん鷹も経験を重ね上手くなり、水をある程度嫌がらなくなったり、水を利用する・・・もあるでしょうが、通常はかなりの覚悟をして飛び込むのだと思います。
それに比べて、小屋育ちや巣鷹は育ち方や訓練の流れから水を知らず「突っ込む子」がいるのだと思います。野外での生活に比べて機会が少ないのは当然ですから・・・
そんな「突っ込む子」も何度かカモに当てると突っ込まなくなります。特に「兄/しょう」(オス)はその傾向が強い・・・と言えますし、オオタカに比べハリスホークは濡れるのを嫌がります。ハリスホークは羽根の間に水が入りやすく、乾きが遅いからではないかと考えます(ずぶ濡れになりやすく乾かない)。水浴び時は自分で環境を選んでいるのではないかと考えます。
「ただがむしゃらに水に突っ込む子」は、私は頭のおかしい鳥だと思います。
兄は特に水面を過ぎたあたりから本気になったりすることで解かると思います。それが正常だと認識し「細い川や用水で良い経験をさせる」「水面で獲ったら据上げを早くしたっぷり喰わせる」・・・をしなければなりません。
そもそも飛び立ったのを獲るのであって、水の上に浮いているカモを獲るのが常道ではありません。鷹によっては獲る様になりますが、そのパターンが良いかどうかは・・・。

水を経験し、危険を認識し、それでも据前を利用して突っ込むようになる・・・までいかないと・・・と言う事だと思います。またその後も、おぼれる前に・・・嫌な思いをする前に、据前が据上げに入り手助けすることで手助けしてもらえる・・・その後は「良い思いができる」を経験させ続けるのです。

私は、嫌がったりしていなければ、不用意に飛び込まないのが普通の精神状態だと思いますので、調教としてはO.K.だと思っています。


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