かみうちの巻 1341
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2008/11/19 [No.1645]

視野が広い!?
昨日の汚名返上とばかりに刹那を連れて実猟に出る。
しかし、私のやる気と刹那のやる気はズレがある!人鷹一体・・・には程遠い状態である。
彼の「獲れる」は、まだ私の「獲れる」とは一致しないのである。
「それは獲れるだろう!」と言うのをミス!または狙いとは違うのを追う。はたまた、生追い・・・
さらにはコガモ狙いで羽合せるも、カルガモに掛かる始末、挙句に押さえ切れず・・・
その後も奮闘するも、結果を出せず・・・
後残り2箇所と言う所・・・川幅4〜5m程、堤防から堤防で幅10〜12m程の川で数羽のコガモに羽合す!!目の前に2羽が棒立ち・・・・左のは左曲がりで・・・右のはほぼ正面堤防に向かって飛び出す。刹那は左のを追いかけるが、なぜか右のコガモが迫って来た刹那(左の狙っているのでそのまま逃げられたのに・・・)にパニくって堤防を越えられず落下(おそらく本鴨は水面に戻るように)!刹那にとっては完全に後方での出来事にも拘らず、左のを追うのをやめ反転・・・右のが落ちたであろう地点の直ぐ上の堤防に降りて様子を伺う。おそらく本鷹は「ここにいるはずだ!」と理解している感じ。その数十秒後、ふわっと落ちたであろう藪に姿を消した。しばらく待っても出てこないので、獲っているであろうと半ば確信し、据上げに向かう。やはり獲っていました!!

「う〜ん、視野が広い!?」

この辺りもブラックスパの血のせいか!?

波多野鷹匠曰く・・・「オープンフィールドで狩りをする為、獲物に集中していても、ある程度の周りを見る視野の広さを持っている種と思われる」・・・が、思い出される。
まぁ、今回の件で決め付ける気ははないですが、面白い体験が出来ました。

その後もコガモを1羽をなんなく獲ることが出来て、本日はコガモを2羽獲らせることが出来ました。
九十九は輸送箱から一度出た限り、結果は出せず・・・・
霞はそれなりに・・・・

☆☆☆☆☆

泥まみれになった刹那を河童に戻り水洗い・・・その後は車の中でエアコンを使い乾かす・・・本日はかなり寒いので濡れたままでは心配ですので・・・・


2008/11/18 [No.1644]

う〜ん!う〜ん!!
ゴイサギに刹那を当てるため四苦八苦・・・・
何箇所か回って、昼頃に一群れ見つけることが出来た。しかし、満を持して当てるも・・・刹那は生追い・・・
夕方にはハシボソガラスに羽根を割るような状態なので、夕方に当てるべきだったか!?・・・と悔やむ。
コガモを2度ほど追わせる事が出来たが、獲らせる事は出来なかった。しかし、それはそれで見ごたえが有った。70〜80m程を猛追!!コガモはたまらず水面へ戻る羽目に・・・・
これはBスパの特徴と言えよう・・・オオタカでも岡村鷹匠の「剣/つるぎ」がかなりシアミが出ている時には、やはりかなり真剣にカモを川沿いに猛追していた。
「シアミが出てて良いね!」
いやいや、川沿いに飛んで追っかけるので、別の群れまで飛び出してしまい、最初のがどれだか・・・その後は次々群れが出てしまい、セルフハンティングに・・・しかも獲れない・・・まぁ、獲れるわけないのだが、刹那も今後どんなふうになって行くのか!?スピードも出てきてますので、無理無理追いついて獲っちまいそうな気もしますが・・・
結局、良い所(据前にとって都合の・・・)を伸ばして、悪い所(据前にとって都合の・・・)を引っ込めてくしかないのですが・・・・

まぁ、今日は刹那と九十九(輸送箱から出してもいません)は獲らせることが出来ませんでした。

☆☆

店に戻ると絹糸が届いていた。
鷹匠の道具としては特徴的な「忍縄/おきなわ」の素材です。
2006年に140本程作って貰ったのですが、残り10本程になった為、急遽次の製作用に材料を取り寄せました。今回は普通種の絹糸に加え、一般に「黄金種」「群馬黄金」と呼ばれる黄絹種の糸を調達しました。今後、仕入先は取扱いできない可能性があるとのことなので、今回限定(30本程度、値段は未定)となるかもしれません。かなり美しいです。
うちの子が欲しそう(ハンチングと呼子、エガケは持っています)に見てるので「あっちゃんも短いので練習して、忍縄が巻ける様になったらあげるよ!」「なら、私はこの黄色いのね!」だそうです。


2008/11/17 [No.1643]

九十九も・・・
初のカルガモを水際で獲りきることが出来ました。翼を掴んで獲りきりました。
頭に持ち替えさせ、据上げ後にはこんな格好・・・なんでこんなに両足の間隔が狭いの?


2008/11/17 [No.1642]

良いねぇ!!?
刹那はだんだん良くなってきています。
本日は午前中ゴイサギを求めウロウロ・・・・結果一つも出会えず・・・
カモフィールドへの移動中、昨日獲った用水でコガモを1羽。

さらに午後6〜7m程の川で綺麗に羽合せ拳で引っ掛けるようにコガモをもう1羽獲ることが出来ました。今までの3羽はグチャグチャっと獲った感じでしたが、今回のはかなり良い感じです。

☆☆☆☆☆


2008/11/16 [No.1641]

良いのやら、悪いのやら・・・
昨日最後にコガモを多めに喰わせてしまった為、肉色が下がらず・・・
今日ものんびりモードのG×Bスパの「刹那」・・・
箱出し後、直ぐはやる気にならず、乾かす為にかみさんに運転させ車で据えると町中では少し嫌がる場面も(田んぼとかでは良いのですが)・・・

なんとか昨日よりは良い形でコガモを獲らせれはしましたが、まだまだ・・・・

九十九はカルガモを掴んで川に落ち、放してしまいました。

☆☆☆☆

G×Bスパとは・・・・再度説明いたします。
中国系オオタカ♂(英名 Northren Goshawk)とブラックスパロウホーク♀(英名 African Black Sparrowhawk)を人工授精にて波多野鷹匠が交配したハイブリッドホーク(雑種鷹)です。・・・なので英名のオオタカは単にゴス(Gos)と言ったりしますので「G」、ブラックスパロウホークは単にブラックスパと言ったりしますので「Bスパ」、故に「G×Bスパ」とかみうちが勝手に呼んでいます。


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