2023/10/24 [No.7558]
もう一度「餌合子/えごうし/えごし」の話
「餌合子」は日本伝統の道具です。 他国の伝統と一線を画す伝統的で、非常に重要な道具だと思います。 東北の鷹狩り(ひとりマタギ)、言わずと知れたクマタカ(熊鷹)の狩りにおいても、使われていた?と思わせる話があります。 東北の鷹狩りをモチーフとした漫画(故 矢口高雄氏の)に「餌合子」(釣りの餌入れ風ですが、叩いて音を教えるシーン有)が出てきます。 これがどう言った経緯で出てきたのかは、判りません。 ただ、宮内省の鷹狩り(放鷹術)をそれほど知っていたとも・・・ まぁ、花見先生の造語(テレビ出演時にご自身が作ったと言われています)とされる「人鷹一体/じんよういったい」と言う言葉(「最後の鷹匠」と言う作品で昭和52年と)も使われているんですが・・・
右が第8弾の「餌合子」で、樹脂製です。 左は木を削って作り、漆を塗った物です。 「餌合子覆い」も一閑張りで作ったんですが、池上鷹匠補にプレゼントしちゃい、現状なし!いずれ作らねば・・・と 漆を塗るには乾かす場所の確保をしないと・・・・
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